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特別展「毒」
2023年3月28日 - 2023年5月28日

「毒はコワい…」でも、だから興味をそそる!
「やってはいけない」と言われるとかえってやりたくなるように、危険なものであると知りながらも、なぜか気になってしまう不思議な魅力を持つ「毒」という存在。
本展ではそんな「毒」について、動物、植物、菌類をはじめ、鉱物や人工毒まで、総展示数250にも及ぶ展示を通して知ることができる。全5章からなる展示はボリュームたっぷりで、模型の説明書きやコラムなども多く前知識なしで楽しめるものとなっている。様々な生物のリアルな拡大模型もあり(なぜデカくしてしまった…)、実物の30倍のハブ、40倍のオオスズメバチなど、ただでさえ危険な毒を持つ生物の危険性を大迫力で味わうことができる。
ケシという植物は、戦争でおなじみの麻薬の「アヘン」にも、癌などの鎮痛剤として用いられる「モルヒネ」にもなることをご存知だろうか。ケシの他にもトリカブトなどのように毒から薬が生み出されたり、狩猟や戦に利用されたり、時には処刑や暗殺に用いられたり…。これまで人間が、どのように「毒」を利用して生きてきたのか、その歴史を知ることができるという点も本展のポイント。人々の生活に寄り添った形で「毒」について学ぶことができる。毒が薬にもなる、逆もまた然りという実例に触れ、「ふーん」で終わらせない展示構成になっている。
また、QuizKnockとタイアップしたクイズ企画や、BiSHによるタイアップソング、声優の中村悠一による音声ガイドなど、様々なクリエイターとのタイアップも行われている。今まで「毒」に関心を持ったことのなかったあなたにも、足を踏み入れる後押しとなるような要素があるのではないだろうか。
———————————————————————— 詳細 ————————————————————————
日程:2023年3月28日(土)〜5月28日(日)
開館時間:9時30分~17時 (入場は16時30分まで)
※休館日:月曜休館 (ただし、3月27日、4月3日、5月1日は除く)
※土日祝日開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)
場所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール (花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
入場料 (当日券):大人 1,800円 高大生 1,500円 小中生 700円