「常夏」から始まり55種類もの植物の名前が入っている音頭
[音源] ※冒頭のみの音源となっています
[歌詞]


久方の、光のどけき春の日に
うろの恵みもかづそいて
常夏花も咲き乱れ、暑さも今は水仙の
ながめにあかぬ草花の
いづれおろかわなけれども、四季にわずらうあやめ草
水に一筆かきつばた
しのぶもちづれ誰ぬ故かの
美人草いも濡れ衣
露の命はけしの花、歩く姿は姫百合の
云うにゆわれぬかのこ百合、おちごわげかや唐子百合
星なき空やあまよ百合
身の毛もよだつ鬼百合の、君が代はいわまんじゆしやけ
仙台萩とも祝いづる
これ三千年に只一度 花めづらしきうどんげの
まれなるものとぞながめつつ、いとおし
かわいいとやれえんえ
なでしこのさも美くしき花すすぎ
たて横とおすしますすぎ
これ糸すすぎのしなのよや
よきにつけてもねたまじくみやす
とうころの物おもい蚊やつり草のねやの内
青い草かやうらめしと
なたうちかけしかんぞうす
これではたまらぬぎぼうしき
あられのかかる有様は
顔の色こそ紅の花
其のいきをいの良古草
長良草ともいひつべし
むさし近江や弁慶草
かたき心は石竹の
ちくちくあやめ足駄草
足の長きはさぎの草の
おれるばかりかおおみなへし
我れうちにげとはかたるなよ
唐松草も上りきて
からこ歌をば歌いつつ
りやんれるち
長良けい草
しゆつかいけいらん草
天南草 鉄扇千日紅
おらんだ草にちやかされて
江戸ぼうづきを取り出だしみれば
なまびのさんご樹と
紅来菊に目を抜かれ
訳を白菊一重菊
夏菊草も早や立ちて
風すさまじく寒菊の
おぎの上風身にしみて
腰のかがみしえびね草
つつみ草をばうつぼ草
とかく浮世は朝顔の
昼は小町のおいすがた
桔梗かるかやどうしんな
だんどく草もそわずたい
この子が急ぐまぬかれて
里で聞いて達摩草
さて有難や佛の座
左の方には観音草
地蔵菩薩や延命草
しおん草もたなびきて
げに極樂の歌舞のまい
がの霊人のとりかぶと
くるりくるりの風車
いのころ草もころころと
ついに我が子におおばこの
道の奥山には金千花
千里もひびく釣鐘草
月のおおえにかぞいつつ
踊り草かやおかしくも
きいてみよかしのえ



