盆踊り好きから見る鉄扇踊り

11月26日、私たちは一乗寺のとあるカフェでヒデドンさんにインタビューした。ヒデドンさんは盆踊りが大好きで、正しく踊るよりも楽しく踊ることに重きを置いている。私たちは、盆踊りに詳しいヒデドンさんから見た鉄扇踊りはどのようなものか、また大学生としてどのような姿勢で取り組むべきかが気になり、質問をぶつけてみた。

盆踊りとの出会い

◉ヒデドンさんにとって、盆踊りは生活のなかでどんな位置づけにあるのか聞かせてください。

ヒデドン:人との関わり合いかな、「メディア」みたいなもの。最初はそんな意識なかったけど。

◉きっかけはなんですか?

ヒデドン:友達が郡上八幡の徹夜踊りに行った時に「手拭い持って浴衣着て、郡上八幡の徹夜踊りにきました。」ってインスタを上げていて、その友達は「そういうことをしないタイプ」だったんで、疑問に思って興味を持ったのが一番最初。

◉なるほど。

ヒデドン:翌年か翌々年にそいつと一緒に徹夜踊りに行ったんだけど、日本で唯一途絶えずに続いている場所に行って盆踊りの価値観が変わったって感じかな。多分鉄扇も昔はそういうのがあったと思う。それが行政の力で出来なくなって。最初はただ踊るのが楽しくて。自由に踊るのは自分にはできないけど、型にそって踊ると楽しいなぁて。最初は郡上に行って、京都でも行き始めて、同時ぐらいなんだけど、海外からの観光客も京都に来たら普通に盆踊りに来て参加する人もいるので、都市部の祭りだとその時に外国人に話しかけて喋ったりして。

◉自分からですか?

ヒデドン:片言でね。日本人だとやっぱりちょっと壁あるし。外国人と話しててなんかおもろいなぁっていうので、外国人と話してて、踊りのときに人と繋がるのも楽しいっていうことに気づいて、それから日本人の仲間とも繋がってきたから。

◉なるほど。鉄扇踊りはなんで知りましたか?

ヒデドン:岸野さんのXで去年の5月、6月ごろに「自分はこういうことを京都でやってます」みたいなポストを見て、ちょうど興味があって。その年の一乗寺フェスではクラウドファンディングがあって、それまでお金を払って盆踊りに参加するのはやったことなかった。でも、ただフリーライダーとして参加している自分にも疑問があって、そこまでやっているのに無料で行くのが当たり前みたいなのもちょっと違うなみたいな。「お金払って行く盆踊りはどんな感じなんだろう」と思っていってみたっていうのが一乗寺との接点で、その時に岸野さんも来てて、当時はメガヒッツ盆踊りの存在を知らなかったんだけど……。そういう人は京都に来たなかで結構印象に残っていて。自分のなかで初めて京都以外とかいろんなところの盆踊りに参加しようっていうギアを入れたタイミングで岸野さんをフォローしたのかな? で、岸野さんが一乗寺でこういう活動をやってますって言ってるころにちょうど松ヶ崎に引っ越したんだけど。

◉そうなんですか。

ヒデドン:近くやけど、ちょっと面白いかなみたいな感じでぬるっと参加してみたっていうのが、一乗寺の鉄扇踊りとの接点の始まりです。