1ヶ月ぶっ続けで炭坑節を(ひとりで)踊った話

踊りを裏返す

9月5日(金)。7時起床。そのまま朝ごはんも食べずに書斎でひとりで踊っていると、いったん4小節のセクションを入れて踊りを裏返してから、別の4小節のセクションをぶち込んでもとに戻し、続くセクションの始まりのタイミングで「掘ってぇ」に戻るとかなり気分がいいことに気がつく。ということは、どこかでもとに戻る前提で、2小節とか4小節のセクションを混ぜ込んでいってもよいということになる。これが今回の作業の最大の収穫ではあった。このトリックに気がついたことで、小節数が合わないと諦めていた好曲を再び混ぜ込むことが出来るようになったからだ。しかしここで課題として浮上したのは、太鼓手が途中でバテないかというミックス以前の問題と、踊りが裏返るタイミングをきちんと伝えておかないと叩きながら不安になるのではないか、という二つのポイントだ。後者については、踊りの見本をみせて、踊りの輪を導くファシリテーター役の学生にとっても、悪い方向に働きかねない。ファシリテーターの踊り手に気の迷いが生まれると、全体がグダる可能性がある。

9月7日(日)。思い立ってスプレッドシートを広げ、ミックスに使った曲を時系列順にすべて書き出してみる。重ねているところやループにしている部分もわかるように書き出して、「踊りポイント」を赤字で書き入れる。太鼓打ちにも踊り手にも、「基本なにがあっても同じ太鼓と踊りのパタンをし続けてください」と伝えることにして、その上で違和感を感じそうなポイントをあらかじめ見える化しておきたいと思ったのである。「踊りポイント」には、書斎で踊りながら、「問題なし」とか「通常営業」とか「カオス突入」とか「秩序回復」とか「頭サビ終わりで4小節ずれる」とかそんなことを書き込んでいく。そう言えばちょうど一乗寺フェス当日に今年いっぱいで活動を「コールドスリープ」すると発表した3人組の複数拍子の同時演奏に関するうたは、太鼓を叩く学生のお気に入り曲リストに入っていたのでミックスに入れたのだが、この部分に関しては太鼓打ちにすべてを委ねることにする。